耳鳴りや耳閉感に対する鍼灸治療

耳鳴りや耳閉感などの耳症状でお困りの方、東京都港区外苑前/表参道のアキュモード鍼灸院で鍼灸治療をお受けになってみませんか。
女性専門鍼灸院で、女性鍼灸師がマンツーマン対応で丁寧に施術させていただきます。

耳症状(耳鳴り・耳閉感・めまい など)の多くは、本人だけが感じる症状であるため、なかなか他人に理解してもらいにくく、精神的な苦痛を伴うことが少なくありません。

耳症状(耳鳴り・耳閉感・めまい など)は、程度にもよりますが、発症から時間が経てば経つほど治りが悪くなってしまう傾向があるので、症状が気になり始めたら、なるべく早く鍼灸治療をスタートすることをおすすめいたします。

耳鳴りの症状について

耳鳴り

「耳鳴り」とは、実際には音がしていないのに(音源がない)、音が聞こえるように感じる(音を感じる)現象で、「耳鳴(じめい)」とも言います。
数分以内におさまる一過性のものは、心配ありません。
多くは、本人だけに聞こえる “自覚的耳鳴り” であるため、症状の辛さを周囲の人に理解してもらえないことが少なくありません。
就寝前など一人で静かに過ごす時間帯には、特に音が大きく感じたり、音が気になって仕方なくなり、症状が強く感じることが多いため、不安感も加わり、精神的にも辛くなりがちです。
耳鳴りは、めまいや聴力の低下(難聴)と一緒に起きることが多く、耳鳴りの約8割に聴力の低下が認められるとも言われています。
耳鳴りが長期にわたると、不眠やうつ病などの原因になることもあり、症状を悪化させ、“悪循環” を引き起こしかねません。

耳鳴りの
分類・タイプについて

耳鳴りに関して、3つの分類法をご紹介します。

耳鳴り・耳閉感

(1)分類1・・・病的かどうか

  1. 病的な耳鳴り(病気が原因でおこる耳鳴り)
    例えば、メニエール病などが原因で起こる耳鳴りで、聴力の低下(難聴)を伴うことが多い。
  2. 生理的な耳鳴り(病気ではない)
    健常な反応。完全な無音状態で、”シーン” という耳鳴りが聞こえるのが正常。

(2)分類2・・・耳鳴りが他人にも聞こえるかどうか

  1. 自覚的な耳鳴り
    耳鳴りの音が、本人にしか聞こえない耳鳴り。←耳鳴りの多くがこのタイプです。
  2. 他覚的な耳鳴り
    血管の拍動や筋肉の痙攣などによって生じる耳鳴りである場合、外からも(第三者が)耳鳴りの音を聞き取ることができる。←病院の受診をおすすめいたします。

(3)分類3・・・音の高さによる分類

  1. 高音性の耳鳴り
    キーン、ピーンという金属音や電子音のような高い音の耳鳴り。
  2. 低音性の耳鳴り
    ゴー、ブーン、ジイジイ虫が鳴いているような低い音の耳鳴り。

耳鳴りの原因について

耳は外耳・中耳・内耳の3つの部分から出来ています。

耳の構造

「音」は空気の振動として、耳に入ってきて、外耳、中耳を経て、内耳に送られ、内耳にある蝸牛(かぎゅう)という器官で、電気信号に変換された後、蝸牛神経を通って、脳に送られ、はじめて「音」として認識されます。
耳鳴りの約8割は、内耳に何らかの障害が生じて、本来ないはずの電気信号が送られてしまい、その結果、耳鳴りが起きると考えられます。
疲労、寝不足、ストレス、生活リズムの乱れは、耳鳴りの症状に影響を及ぼす可能性が非常に高い因子なので、生活習慣の見直しは、症状の緩和、再発の予防にとても重要なことです。

他覚的な耳鳴りなどを除いた多くの場合、明確な原因は不明です。

内耳の感覚細胞の障害のこともあれば、外耳、中耳、内耳、聴神経中枢(脳)の障害の場合もあります。
また、内耳炎、外耳炎、耳硬化症、耳管狭窄症などに因るものや、突発性難聴や、騒音性難聴、加齢性難聴などに伴う場合もあれば、耳の中に虫やゴミが入ったり、耳垢が溜まっただけ(耳垢栓塞)でも起こります。

耳鳴りの症状は、生活習慣と関係が深く、大音量での音楽鑑賞、騒音が激しい職場、むち打ち損傷、顎関節症、喫煙やカフェインの過剰摂取、毛染めなども耳鳴りの危険因子です。
また、発症には、ストレス、寝不足、過労などがきっかけとなって発症することが少なくありません。

東洋医学からみた
耳鳴りなど耳症状に対する
鍼灸治療

東洋医学の考え

東洋医学から体をとらえてみると、体の中には “経絡” と呼ばれるネットワークがあり、内臓(臓腑)と体表部、上半身と下半身などを結びつけています。
耳には、小腸経、三焦経、胆経と呼ばれる3つ代表的な経絡がめぐっており、耳という器官は、東洋医学でいう “腎” という臓腑(内臓)と関係が深いと考えられています。
ストレスや疲労、加齢などによって、経絡のめぐりの不調や、腎の機能の低下が起きると、耳の不調が起こりやすくなるので、鍼灸治療では、3つの経絡のめぐりを調整、めぐりを促進し、腎の働きを強化することで、耳症状の改善をはかります。
さらに、生活習慣についてのアドバイスや、ご自宅で簡単に行えるホームケアのご指導をさせていただき、症状緩和、再発防止につなげていきます。
病院での治療で、症状が改善できなかった方に、ぜひお試しいただきたいと思っております。

アキュモード鍼灸院の
耳鳴りに対する
鍼灸治療の取組み

アキュモード鍼灸院では、経絡のめぐりの調整、腎の強化とともに、耳の周囲には、耳門(じもん)・聴宮(ちょうきゅう)・聴会(ちょうえ)などという耳症状に効果的なツボがたくさん並んでいるので、適宜刺激を加えていきます。

また、耳症状には、首肩こりや自律神経の不調が関係していることが多いので、首肩こりの鍼灸治療で首肩や体の緊張を和らげ、自律神経を整える(副交感神経を優位にする)ように、リラクゼーションを兼ねた穏やかな鍼灸治療を行って、耳鳴りに対する鍼灸治療を進めていきます。

お灸

耳鳴りにはキーンという金属音のような高音性の耳鳴りと、ジイジイと虫が鳴くような低音性の耳鳴りがあります。
また、耳鳴りが耳のすぐ近くで聞こえているのか、それとも、頭の中の方から聞こえてくるのか、など、患者様の症状の状態を伺いながら、最適なアプローチを検討し、治療計画を立てていきます。
1回の治療で、症状が改善する方もおられますが、初めは、週1で3回続けてご通院ください。

耳鳴り・耳閉感への鍼灸

発症からの年月、原因などによって個人差がありますが、当院の鍼灸治療が適応の場合には、3回のご通院で症状に変化が起こります。
例えば、耳鳴りが感じる場所が変わったり(頭の真ん中で感じていたものが、右耳の方に移動してきた)、音に変化がでたり(音が小さくなったり、高低が変わったり)してきます。
3回のご通院で症状に何かしらの変化が現れた場合、当院でのアプローチで症状改善がかなり期待できます。

次のステップのご通院の目安は、3カ月となりますので、ご通院を継続していただくと効果的です。
3回のご通院で症状に変化が起きなかった場合、当院で行う鍼灸治療の不適応と判断させていただき、中止とさせていただきます。

病院(内科・耳鼻科)では、血液循環改善剤、自律神経調節剤、安抗めまい剤、吐き気止め、定剤、利尿剤等などの薬物療法や、ステロイドの点滴治療、混合ガス治療、星状神経節ブロックなどの治療方法がありますが、原因が不明な症例に対しては、決定的な治療法や特効薬がないため、「治す」よりも「馴れる(馴らす)」方向の治療が行われることが多いかもしれません。

代表的な訓練法に、自律訓練法(リラックスするための訓練法)があります。
ご希望でしたら、自律訓練法もご指導させていただきます。
心因的な要因は、症状を増悪させるので、症状に対する不安感をお一人で抱えずに、ご相談ください。
鍼灸マッサージで、自律神経の乱れを調整し、耳周辺の筋緊張を緩め、血流やリンパ液の流れを整えて、症状を軽減、緩和していきましょう。

アキュモード鍼灸院の
耳鳴りに対する
鍼灸治療の取組み

アキュモード鍼灸院では、経絡のめぐりの調整、腎の強化とともに、耳の周囲には、耳門(じもん)・聴宮(ちょうきゅう)・聴会(ちょうえ)などという耳症状に効果的なツボがたくさん並んでいるので、適宜刺激を加えていきます。

また、耳症状には、首肩こりや自律神経の不調が関係していることが多いので、首肩こりの鍼灸治療で首肩や体の緊張を和らげ、自律神経を整える(副交感神経を優位にする)ように、リラクゼーションを兼ねた穏やかな鍼灸治療を行って、耳鳴りに対する鍼灸治療を進めていきます。

お灸

耳鳴りにはキーンという金属音のような高音性の耳鳴りと、ジイジイと虫が鳴くような低音性の耳鳴りがあります。
また、耳鳴りが耳のすぐ近くで聞こえているのか、それとも、頭の中の方から聞こえてくるのか、など、患者様の症状の状態を伺いながら、最適なアプローチを検討し、治療計画を立てていきます。
1回の治療で、症状が改善する方もおられますが、初めは、週1で3回続けてご通院ください。

耳鳴り・耳閉感への鍼灸

発症からの年月、原因などによって個人差がありますが、当院の鍼灸治療が適応の場合には、3回のご通院で症状に変化が起こります。
例えば、耳鳴りが感じる場所が変わったり(頭の真ん中で感じていたものが、右耳の方に移動してきた)、音に変化がでたり(音が小さくなったり、高低が変わったり)してきます。
3回のご通院で症状に何かしらの変化が現れた場合、当院の鍼灸アプローチで症状改善が多いに期待できます。

次のステップのご通院の目安は、3カ月となりますので、ご通院を継続していただくと効果的です。
3回のご通院で症状に変化が起きなかった場合、当院で行う鍼灸治療の不適応と判断させていただき、中止とさせていただきます。

病院(内科・耳鼻科)では、血液循環改善剤、自律神経調節剤、安抗めまい剤、吐き気止め、定剤、利尿剤等などの薬物療法や、ステロイドの点滴治療、混合ガス治療、星状神経節ブロックなどの治療方法がありますが、原因が不明な症例に対しては、決定的な治療法や特効薬がないため、「治す」よりも「馴れる(馴らす)」方向の治療が行われることが多いかもしれません。

代表的な訓練法に、自律訓練法(リラックスするための訓練法)があります。
ご希望でしたら、自律訓練法もご指導させていただきます。
心因的な要因は、症状を増悪させるので、症状に対する不安感をお一人で抱えずに、ご相談ください。
鍼灸マッサージで、自律神経の乱れを調整し、耳周辺の筋緊張を緩め、血流やリンパ液の流れを整えて、症状を軽減、緩和していきましょう。

施術の流れ

鍼灸治療の流れにつきましては、以下のページをご参照ください。
「鍼灸治療の流れ」のページ

耳鳴りに対する鍼灸治療を
お受けいただいた患者様

キーンという金属音のような耳鳴りのお悩み (H.S様 35歳)

夏頃から、キーンという金属音のような耳鳴りが時々あります。
特に疲れて首や肩がこってくると耳鳴りがする感じがします。
夜寝る時や静かなところにいるととても気になり、気になりはじめるとひどくなる感じがして睡眠不足になりそうなのであまり気にしないようにしています。
年末のせいか仕事が忙しくなってきたところ、また耳鳴りがしてきたので何とかしたいと思い鍼灸を受けさせていただくことにしました。
耳鳴りはまず3回続けて受けてみてください。ということなので頑張って通いますのでよろしくお願いいたします!

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耳がふさがった感じのお悩み (R.Y様 29歳)

高校生頃からエレベーターなどに乗ると右耳がふさがった感じがして痛くなっていたのですが、ここ数年雨が降る前などにも同じような症状が起こるようになりました。
耳がふさがった感じだけでなく低音の人の声や機械の音などの音が頭に響きます。
耳鼻咽喉科でみてもらったところ内耳の働きが悪く耳管が狭いと言われ、血のめぐりを良くする薬を出されました。
もともと冷え症なので関係しているのかと思い、東洋医学で体質を変えてメニエールにならないように予防できればと思っています。
鍼灸ははじめてでしたが思ったほど痛くなく、終わった後体がポカポカして血のめぐりが良くなった感じがして気持ち良かったです。

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慢性的な耳鳴りのお悩み (E.M様 43歳)

会社に勤めるようになってから(20年位前?)、疲れると金属が擦れるような音がしていた。
音は一瞬聞こえるくらいだったのであまり気にしていませんでしたが、この1~2年音がする回数が増えている。
音が聞こえる時間も長くなっている。
先月くらいからずっと音がしている感じ。
はじめは左耳のあたりから音が聞こえていた。
最近では頭の真ん中あたりから音がする。
お灸を受けてから不思議なことに音がしなくなった。
肩も軽くなった。
音が鳴りはじめてから長いのであきらめていたけど、耳鳴りがなくなってうれしいです。
ありがとうございます。

「耳鳴り」
についてのコラム

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