妊活や不妊症でお困りの方、ツボ押しやお灸などでセルフケアをしてみませんか。
妊活や不妊症の症状に効く効果的な5つのツボを紹介しますので、ご参考になさってください。
- 三陰交(さんいんこう)
- 子戸(しこ)と胞門(ほうもん)
- 湧泉(ゆうせん)
- 内関(ないかん)
- 八髎穴(はちりょうけつ)
ツボを適度に刺激することで、症状緩和につながります。
症状のある局所のツボ、症状のある場所から離れたツボなどをピックアップしましたので、
- ツボ押し
- ツボの温め
- ツボへのお灸 など
まずは、ご自身でセルフケアを行ってみてください。
セルフケアを行ってみても、なかなか症状が緩和されないようでしたら、アキュモード鍼灸院にご相談ください!
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目次
妊活・不妊症に効くツボ1:
三陰交(さんいんこう)
三陰交のツボの名は、どなたも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
婦人科のトラブルには三陰交と言われるほど、ツボの中でも代表的なツボの1つです。
三陰交は、足首の内側にあります。
内くるぶしの骨が一番隆起しているところから3寸(指4本)上で、スネの骨の際にあります。
三陰交は脾経という経絡に所属するツボですが、足の内側(=陰の部)にルートを持つ経絡の、脾経、腎経、肝経の合計3つの経絡が交叉するツボであることから、三陰交という名前が付けられています。
交叉するところにあるツボは、所属する経絡だけでなく、交差する他の経絡にも作用が及ぶ、とてもお得なツボと言えます。
脾、腎、肝という3つの臓腑は、婦人科や生殖器の働きに関係が深い臓腑なので、その3つの臓腑につながる3つの経絡が交叉する三陰交は、女性の不調に最も効果が期待できるツボと言えます。
妊活・不妊症に効くツボ2:
子戸(しこ)と胞門(ほうもん)
一般的にツボは、カラダの左右にあり、左右同じ名前が付けられていますが、子戸と胞門は、左右で名前が分けられている珍しいツボです。
お臍の下3寸(指4本)の高さで、カラダの正中線から右に2寸(指3本)外が子戸、左に2寸外が胞門です。
子戸と胞門という名前は、どちらも子宮を意味していますが、「子戸」は子が出入りする門戸、「胞門」の胞は子袋(=子宮)の門戸から、それぞれ支給を意味しています。
子戸と胞門というツボは、どの経絡にも属さない奇穴(きけつ)というグループのツボです。
奇穴とは、奇妙なほどに効くツボ、特定の症状に効果を示すツボで、中には秘伝のツボもあるようです。
子戸と胞門は、名前の通り、子宮関連の婦人科に効くツボです。
妊活・不妊症に効くツボ3:
湧泉(ゆうせん)
湧泉は足の裏にあります。
足の裏の真ん中から足の指の人差し指、中指の方に指を滑らせた時、指が止まるへこみです。
指の根元の関節の手前であって、足の指を曲げると足の裏に「人」という字が現れ、その2画の交点で、指先~踵の約1/3にあたります。
湧泉という名前は、「湧」は湧き出る、「泉」は泉であり、生命エネルギーがコンコンと泉のごとく湧き出る場所、という意味を持つ名前です。
湧泉は腎経に所属するツボです。
腎と西洋医学の“腎臓”とは全く違うもので、東洋医学では、活力や人間の成長と老化に関係する働きを持っています。
その腎につながる経絡で、一番最初にあるのが湧泉なので、名前からもエネルギーが湧き出る場所を意味しますが、特に経絡の一番最初にあるツボは、その経絡のエネルギーが湧き出る井戸のようなツボと考えられています。
ですから、カラダが疲れている時、パワー不足の時に、湧泉を刺激すると、非常に効果が期待できるツボです。
妊活・不妊症に効くツボ4:
内関(ないかん)
内関は手首にあります。
手の平を上にして、手首のシワから指3本分肘寄りのところにあります。
手首のシワに薬指の小指側の縁をあてた時、人差し指の親指側の縁があたるところが内関です。
内関の名前は、内は手の平の側(”気を付け”をした時内側にあたる)をさしており、関とは気(=エネルギー)の出入り口という意味、つまり、「手の内側にある気の出入り口」という意味の名前です。
心包経という経絡に所属するツボですが、心包の働きと関係があるという考え方の他に、命門(めいもん)という生殖機能と関係がある働きと関係があるとする解釈があり、婦人科の症状の時に使われます。
また、「気の出入り口」という意味があることから、神経の乱れを調整し、気持ちを落ち着かせてくれる働き=安心作用があるので、妊活中のストレスや、不安な精神面の安定にも使われるツボです。
妊活・不妊症に効くツボ5:
八髎穴(はちりょうけつ)
八髎穴は、腰にある8つのツボをさします。
腰の仙骨という骨には穴が8つ開いているのですが、その部分にあるツボです。
8つのツボとは、正式には上髎(じょうりょう)、次髎(じりょう)、中髎(ちゅうりょう)、下髎(げりょう)というツボです。
名前につく「髎」とは、は骨孔の深いところを指しており、上髎は第1後仙骨孔部、次髎は第2後仙骨孔部、中髎は第3後仙骨孔部、下髎は第4後仙骨孔部に位置しています。
八髎穴は、全て膀胱経という経絡に所属するツボです。
膀胱経は、目頭~頭~体の後面~腰の後面~脚の後面~足の小指までの長いルートを持つ経絡で、膀胱経のツボは幅広い症状改善のために使われます。
特に腰の後面にある八髎穴は、子宮や卵巣の生殖器の真後ろにあるため、妊活や不妊症に効果があるツボです。
カラダは毎日の積み重ねで出来上がっています。
ご自身のカラダの変化に敏感になっていただくために、ツボ押しなどのセルフケアを通してカラダに触る習慣を持っていただきたいと思います。
このページでは代表的な5つのツボをご紹介させていただきましたが、他にも良いツボがたくさんあります。
ツボや鍼灸にご興味がありましたら、アキュモード鍼灸院にお気軽にお問合せください。
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女性ならではの不調、日常的なこりや痛み、自律神経のトラブルなどに対し、鍼灸施術を行い、健康管理のサポートを行っております。
スタッフは全員アラフィフ世代の経験豊富な女性鍼灸師です。
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