四十肩・五十肩に効く効果的な5つのツボを紹介いたします。
- 肩貞(けんてい)
- 臑会(じゅえ)
- 曲池(きょくち)
- 臑兪(じゅゆ)
- 申脈(しんみゃく)
ツボを適度に刺激することで、症状緩和につながります。
症状のある局所のツボ、症状のある場所から離れたツボなどをピックアップしましたので、
- ツボ押し
- ツボの温め
- ツボへのお灸 など
まずは、ご自身でセルフケアを行ってみてください。
セルフケアを行ってみても、なかなか症状が緩和されないようでしたら、アキュモード鍼灸院にご相談ください!
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目次
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四十肩・五十肩に効くツボ1:肩貞(けんてい)
肩貞は、脇の後ろにあります。
脇から肩に向かうシワの線上で、脇から親指1本分上にあるツボです。
肩貞という名前は、肩は「肩」、貞は「正しい、安定して迷わない」という意味があり、肩関節を動かしても正しく安定して迷わない場所にあるツボであることから、肩貞という名前が付いています。
肩貞は、小腸経という経絡に所属するツボです。

四十肩・五十肩に効くツボ2:臑会(じゅえ)
臑会は腕の後面にあり、脇に近い上腕にあります。
肩関節を指でつまんだ時にできるくぼみに、肩髎(けんりょう)というツボがあります。
このツボの下3寸(指4本分)下、三角筋の後縁にあります。
臑会という名前は、臑は上腕をのことを言い、会は所属する三焦経の他の経絡が交わる(会う)ところから、名前が付けられています。
三焦経は、手~腕後面~肩~側頸部~耳周りを通る経絡なので、肩が痛い、動かないという症状の他、首コリ、腕への放散痛などがあるような時、とても効果的なツボです。

(赤い線は三角筋の後縁です)
四十肩・五十肩に効くツボ3:曲池(きょくち)
曲池は、肘を曲げた時にできるシワの先端、関節部の手前の凹みにあります。
曲池は、大腸経という経絡に所属します。
大腸経は、手~腕~肩の前面~首の前~鼻を通る経絡なので、肩が痛い、動かないという症状の他、腕に放散痛がある場合や首コリなどがある場合に、効果的なツボです。
曲池というツボの名前は、曲は肘を曲げることを意味し、肘を曲げた時にできるくぼみを曲池とし、くぼみが池に似ていることから、曲池という名前が付けられています。

四十肩・五十肩に効くツボ4:臑兪(じゅゆ)
臑兪、肩の後面にあり、脇のシワの上方で、肩甲骨から肩へ伸びる肩甲棘の外端の下際のくぼみにあります。
臑兪という名前は、臑は「上腕」を意味し、兪は「兪穴(重要なツボ)のような働きをする」という意味で、上腕で重要な働きをするツボという意味です。
臑兪は、小腸経という経絡に所属するツボです。

四十肩・五十肩に効くツボ5:申脈(しんみゃく)
申脈は、足にあります。
外くるぶしの直下5分(親指幅の1/2)にあるツボです。
申脈という名前は、申は「伸」と同じで伸びるという意味があり、脈は「血脈」をさしています。
申脈を刺激すると血脈のめぐりが良くなるので、筋肉が伸びやかになることから、申脈という名前が付けられています。
四十肩・五十肩だけでなく、体が凝り固まっているような症状がある時に、万能的に効果が期待できるツボです。
申脈を刺激すると、不思議なことに、体が柔らかくなり、痛みや硬くなった関節がよく動くようになります。

四十肩・五十肩は、放置していても1年半~2年もすれば自然に直ると言われていますが、適切なケアをしないでいると、肩関節が固まってしまい、気づいた時には固まって手が上がらなくなってしまうことがよくあります。
それだけなら良いのですが、固まってしまった手を使うことで、慢性的な首肩こり、背中の張りに悩まされることになることも少なくありません。
まずはご紹介したツボのセルフケアや生活習慣の見直しを行っていただき、完全に固まってしまう前にぜひ当アキュモード鍼灸院に問合せくださいませ。
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