ホーム>コラム>更年期>更年期症状・更年期障害に効くツボ

更年期症状でお困りの方、ツボ押しやお灸などでセルフケアをしてみませんか。
更年期症状に効く効果的な5つのツボを紹介しますので、ご参考になさってください。

  1. 関元(かんげん)
  2. 百会(ひゃくえ)
  3. 合谷(ごうこく)
  4. 足三里(あしさんり)
  5. 失眠(しつみん)

ツボを適度に刺激することで、症状緩和につながります。
症状のある局所のツボ、症状のある場所から離れたツボなどをピックアップしましたので、

  • ツボ押し
  • ツボの温め
  • ツボへのお灸 など

まずは、ご自身でセルフケアを行ってみてください。
セルフケアを行ってみても、なかなか症状が緩和されないようでしたら、アキュモード鍼灸院にご相談ください!
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更年期症状に効くツボ1:
関元(かんげん)

関元は、下腹部にあり、身体の正中線上で、お臍の下3寸(指幅2本分)にあります。
下腹部に手のひらをあてた時、手のひらの中央があたるところで、丹田と言われる場所でもあります。

関元というツボの名前は、「関」は関所をさし、「元」は元気をさすことから、元気が生まれる関所のように重要な場所、という意味で名前が付けられています。

関元は任脈という経絡に属するツボです。
任脈は、会陰から口まで、身体の前面正中線を流れるルートを持っているので、お腹の症状、生殖器の症状によく使われるツボです。
また、ツボの名称から、元気を出す、丹田を強化する目的でも使われます。

ツボ(関元)

ツボ押しをする場合には、両手の指の背を合わせるようにして、ゆっくり押してください。
お腹はデリケートな場所なので、勢いをつけて押したり、痛みを感じるほど強く押し過ぎないように気を付けてください。
生理中や、婦人科疾患をお持ちの方の場合は、ツボ押しはせず、両手のひらを重ねて当てたり、擦るだけでも効果が期待できます。

更年期症状に効くツボ2:
百会(ひゃくえ)

百会は、頭のてっぺんで、身体の正中線と両耳を結んだ線の交点にあります。

百会という名前は、「百」はたくさん、「会」は出会う、という意味から、たくさんの経絡が交わるツボであることを意味しています。
百会は督脈という経絡に所属しますが、肝経、胆経、胃経、膀胱経が交わっています。
複数の経絡が交叉するツボを交会穴(こうえけつ)といいますが、1つの交会穴を刺激することで、交わる複数の経絡を刺激することになるので、とても重宝されるツボです。

百会が所属する督脈は、尾骨下端~背骨~後頭部~頭頂部~前頭部~上歯茎まで、身体の後面正中線上にネットワークを持つ経絡です。
そのため、頭痛、めまい、のぼせ、不眠などの頭部の不快感や、婦人科の諸症状など、幅広い症状改善のために使われるツボです。
特に、自律神経が乱れた症状に対し、効果が期待できるツボです。

 

ツボ(百会)

百会をツボ押しする場合は、両手の人差し指、中指、薬指の手背側を合わせ、ゆっくり押していきます。
その際、息をゆっくり吐きながら、押していくと効果的です。

更年期症状に効くツボ3:
合谷(ごうこく)

合谷は、親指、人差し指の間の水かきから少し手首側で、骨が「V」字になっているところの付け根で、人差し指の根元の骨側の際の凹みにあります。

合谷という名前は、「合」は合流する、合わさるの意味、「谷」は谷のようなくぼみ、ということから、親指と人差し指の根元の骨が合流するところにある谷のようなくぼみにあるツボであることから、名前が付いています。

合谷は大腸経という経絡に所属しているツボです。
大腸経は、手の人差し指~腕~肩全面~首全面~鼻をつなげるルートを持つ経絡なので、首や肩、腕に症状がある時、鼻やのどに症状がある時、顔の症状など、幅広い症状に効果が期待できるツボです。

ツボ(合谷)

また、合谷は、四総穴(しそうけつ)と言って、身体を四部位に分けて各部を主治するツボに分類される代表的なツボでもあります。
合谷が担当するのは「面口(めんこう)の病」または「面目(めんもく)の病」で、どちらも顔面部の諸症状を意味する言葉で、顔面部の知覚麻痺、疼痛などに著効があるとされています。

更年期症状に効くツボ4:
足三里(あしさんり)

足三里は、膝の下にあります。
膝のお皿の骨の下縁から3寸(指4本)下で、すねの骨の外側にある筋肉(前脛骨筋)の中央にあります。

足三里という名前は、足の膝の下3寸(=里)にあることから、この名前が付けられています。

足三里は胃経という経絡に所属します。
胃経は、目の下の顔面部~前胸部~腹部前面部~足の全面外側~足の第二指までのルートを持つ経絡です。

消化器系の症状、エネルギーがめぐらず疲れやすい、足の症状(健足)に効果が期待できるツボです。

ツボ(足三里)

また、足三里も、四総穴(しそうけつ)の1つです。
合谷が担当するのは「肚腹(とふく)の病」で、腹痛をはじめとしたお腹の諸症状に著効があるとされています。

松尾芭蕉は、足三里に毎日お灸をして、東北の険しい山々を歩き、食中毒などの胃腸症状で寝込むことなく、「奥の細道」を書き上げたということで、とても有名なツボの1つです。

更年期症状に効くツボ5:
失眠(しつみん)

失眠は足の裏にあります。
足の裏の踵の中央です。

失眠という名前は、もともと東洋医学用語で、“失眠”とは“不眠”という意味があり、このツボは不眠に著効があることから失眠という名前が付けられています。

不眠になる原因はいろいろありますが、ストレスやイライラ、心配事など、脳が働き過ぎている状態を、この失眠は落ち着かせる(東洋医学では“気を下げる”と言います)の作用があると考えています。
また、女性の場合、足が冷えていても眠りにつけないことがあると思いますが、失眠を刺激することで、足の血液の循環が整い、足が温まって眠れる、という考え方もあります。

特に、お灸がおすすめで、少し熱い位のお灸がおすすめです。
ちなみに、足の裏は火傷しないので、お灸が初めての方が安心してお灸できるツボの1つです。

ツボ(失眠)

女性であれば、だれしもが経験する“更年期症状”ですが、もともと肩こりや腰痛、冷え性などの症状がある方の場合、症状を強く感じることがあります。
また、その時の精神状態によっても、辛く感じることがあります。

日頃から身体のケアを行って、その日の疲れはその日のうちに解消し、疲れをため込まないことも更年期症状を辛くさせないポイントかもしれません。

他のページでご紹介しているツボや、今回ご紹介した5つのツボを組合せながら、セルフケアにお役立てください。

このページでは代表的な5つのツボをご紹介させていただきましたが、他にも良いツボがたくさんあります。
ツボや鍼灸にご興味がありましたら、アキュモード鍼灸院にお気軽にお問合せください。
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